私の大学生活の抱負は、「色んな場所にいき、たくさんの人と出会い、様々な経験をする」ことでした。この目標の達成度はまだまだ8割程ではありますが、その多くを化学科が占めているように感じます。
新潟大学は、九つもの学部がある大きな大学です。私が新潟大学を選んだ理由の一つでもあります。その中でも理学部化学科は、学生同士や、先生と学生とのつながりが強いという印象をもちました。これは、学科の一学年の人数が、ちょうど高校のときの一クラスほどで、全員と交流することが容易だからでしょう。また、先輩達が積極的に交流の機会を設けてくれるからでもあると思います。
そのため、化学科の皆と夜遅くまで課題に取り組んだり、実験をしたり、協力していくことができました。4年生になり、卒業研究に取り組むようになると、失敗の連続で先生に怒られることもたくさんありました。しかし、分からないことがあると、研究室の先輩や先生だけでなく、研究室の違う先輩や先生も熱心に指導してくれました。化学科の皆さんのおかげで、ここまで来ることができたと思っています。
私はついつい怠けてしまう人間ですが、たくさんの人たちに支えられて卒業をむかえることができました。春からは、社会人として暮らす人や進学をして勉強に励む人など様々ですが、4年間化学科の人々と過ごせたことに感謝しています。本当にありがとうございました。