入学してすぐに学内を歩いていると、肌寒いはずなのに半袖・ハーフパンツで楽しそうにテニスしている人たちがいました。近くにいくとすぐにテニス部に入部しないかと誘われました。よく知らないまま入部したのですが、初心者も僕以外に何人かいたのですぐに馴染めました。
練習中は先輩方が教えてくれるので上達の実感とともにどんどんのめり込んで行きました。春には団体戦の大きな大会があるので冬から朝練をしたり、休みの日も練習したりしました。テニス部はかなり厳しい部活ですが、飲み会なども盛んでメリハリのあるとても楽しい部活でした。
部活(と勉強)の傍らでアルバイトもしていました。近くの飲食店でバイトをしていたのですが、少し変わったお店で(詳しくは言えませんが)「こんなこともバイトがやっていいの?!」というようなことも多々ありました。まぁそのおかげで自分の料理の幅が広がっただけでなく、とてもやりがいを感じ、長く勤められたのだと思います。始めた頃は先輩社員と喧嘩することもありましたが、the大将って感じの尊敬できる人に出会ったり得るものが大きなバイト先だったと思います。
勉強しに大学に入ったはずなのに、勉強の思い出は全くありません。留年しなかったのと無事に進学先が決まっただけ良かったと思っています。今思うと大学生活はあっという間に終わってしまいましたが、意外に充実していて良かったなと思っています。これから入学する人も今在学している人も取りあえず何か打ち込むことを見つければ自分なりに充実した大学生活になるんじゃないかと思います。終わり