キャンパスライフ

「大学生活を振り返る」

 今思うと,私の大学生活は高校時代に想像していたものと比べて良くも悪くも大きく異なっていたように感じます。入学してまず専門以外の科目,いわゆる教養科目のノルマが予想以上に多かったことに驚きました。嫌いな科目を勉強して大学に入ったのに,また勉強しなければならないのか,と当時は嫌気がさしていました。 そのせいか専門科目については非常に良い心持で学ぶことができたように思います。中でも各学生実験は,壁にぶつかっては仲間内で聞き合うために大学に残り,時には先輩に助けを求めた事など,良い思い出です。

 そんなこんなで4年になり,研究が始まりました。課題にひたすらに取り組み,締め切りに迫られて夜遅くまで作業をしたり,時には同僚たちと馬鹿な事をしたりと,充実した時をおくることができました。人数は少なかったですが,その分濃密な時間を過ごせたのではないかと思います。また大学を出て,学会等で様々な分野・立場の方々と交流することは良い刺激となりました。他大学の方々と意見を交わすことで,自分の立ち位置等を今認識することができたことは非常に貴重な経験でした。 私は4月から大学院に進学し,研究を続けます。興味のある分野に関して考えることは好きなので,まだまだ続く研究生活ただひたすらに頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願い致します。

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