キャンパスライフ

大学生活、それは沢山の人との出会いや経験を通して「自分自身を成長させる場」だと思います。大学で過ごした6年間を振り返った今、私が最も感じることです。ここで得た経験や自信が、今後の糧になると確信しています。

 化学科では、40名程の仲間と講義や実験を通して、化学の幅広さや奥深さを学びます。3年生までは様々な分野の基礎に触れ、中でも3年生の学生実験は山場となりますが、仲間と切磋琢磨することで絆も深まり充実した時間を過ごせることと思います。4年生からは研究室に配属され、その分野の最先端に触れることになります。私は生化学の分野で生命現象を化学的な側面から解明することに挑戦しました。私は幸運にもここで心から面白いと思える研究に出会え、先生や先輩たちと議論を交わしながら朝から晩まで実験に夢中になりました。そして「成果や自分の考えをどれだけ分かりやすく人に伝えるか、また自主性の大切さとそれに伴う責任の重さ」等々多くの困難と向き合いました。しかし、周囲の支えや学会発表などを通じて自信に変えることができ、これから社会人としてやっていく心構えが出来たと思っています。

 また、私は部活動を通じ大好きな音楽も思う存分楽しみました。大学生活はとにかく自分次第で何でもできます。これから進学される皆さんも、泣いて笑って悔いの残らない充実した学生生活を送って下さい。

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