主催 自然科学研究科
共催 グリーンケミストリー連携教育研究センター

日時
 
8月4日(木)16:30〜17:30

場所 生命環境棟会議室

講師
自然科学研究機構 分子科学研究所
准教授 中村敏和
演題
磁気共鳴法による機能性分子性物質の電子状態研究
概要
我々は,電子スピン共鳴(ESR)や核磁気共鳴(NMR)を主たる実験手法として機能性分子性物質の電子状態研究を行っている.物質の示す性質の起源に迫る物性分野の基礎研究を行うとともに,新しい分子性物質の機能性を物質分子科学の観点から探索している.磁気共鳴は,物質中の電子スピンや核スピンを探針として,非接触で電子状態や,電荷やスピンのダイナミックス,分子運動が理解できる強力な実験手法である.固体広幅NMRならびに,分子研が保有するパルス・強磁場を用いたESRによる研究例を,磁気共鳴を専門としない方でも理解しやすいように紹介する.

先端科学技術総論
公開講演会

         世話役
         
生駒忠昭(理学部化学科)
         ikoma@chem.sc.niigata-u.ac.jp