<EH研からのお知らせ(平成16年度)>

 

○日化春季年会(3/26-29, 神奈川大学)で発表

「谷川さん,土田くん,山口くんの学会デビューは上出来でした(とのこと,EHは年会不参加)」

 

○EH,高橋くんと田村さんがInternational Symposium on Organic Electron Transfer Chemistry (ISOETC-05, 3/19-22, 近畿大学)へ参加。

「EHが組織委員の一人をつとめる有機電子移動化学国際会議が開催されました。EHはInvited Short Lecturerとして,高橋くんと田村さんはポスターで発表しました。ポスター発表のためのShort oral presentationは大変緊張していた様子でしたが(とくに高橋くんは,田村さんは度胸あるね),両人ともよく頑張りました。他に嬉しい出来事は,岩谷くんがポスドクでお世話になったPaul E. Floreancig 教授(University of Pittsburgh, USA)との初めての対面,および昨夏以来のUng Chan Yoon 教授(釜山大学,韓国)との再会でした(写真は群馬高専赤羽良一先生に頂きました)。両教授の講演はともに質が高くかつ興味深い内容でした。今年度は4回も国際会議へ参加しましたが,今回も非常に有意義な機会となりました。主催者である西口郁三先生(長岡技術科学大学)および松村功啓先生(長崎大学)に深く感謝いたします。」

 

○ 平成16年度卒修了メンバー送別会を開催(3/17)

「今年の送別メンバーは修士修了の高橋くんと田村さん。今後の活躍を祈念!」

 

○ 有機系卒論・中間発表会(岡本くん,清田くん,谷川さん,土田くん,山口くん)(3/4)

 

○ 修士論文発表会(高橋くんと田村さん)(2/17)

 

○ EH研はじめて(?)の忘年会を開催(12/17)

「最近,”田村さんの受賞と岩谷くんの就職”と二つもめでたい出来事があったので,EHがその気になり研究室では珍しく忘年会を開催しました(学生さんによるとはじめてではないらしいが)。」

 

○ 小川昭弥先生(大阪府立大学大学院工学研究科教授)が集中講議のため来学(12/13-14)

「講義は”元素の特性を活かした有機合成反応の開発”というテーマで,典型元素,遷移元素そして希土類元素の特性について,またラジカルおよびアニオンの基本的反応性について,非常に丁寧に解説していただき,聴講した学生には「分かりやすい」と好評でした。講演は”希土類新反応系の開発”という演題で, SmI2と金属Smとの組合せおよびSmI2の光活性化による新手法の原理と適用例について詳細かつ丁寧にご説明いただき,非常に有益な内容でした。また多くに方々に集まっていただき,活発な討論が展開されました。さらに,小川先生,新潟薬科大学武内征司先生およびEHで”Pitt-DPC同窓会”を開き,昔話に花を咲かせました。小川先生お疲れさまでした。」

 

○ 田村さんと岡本くんが有機合成化学協会新潟シンポジウム(11/20-21, 新潟大学)で発表

「田村さんが優秀発表賞を受賞(ヤッタネ!)。おめでとう。」

 

○ EHがInternational Conference on Rare Earths (Rare Earths 04, 11/8-12, 奈良)でポスター発表

「EHは稲永純二先生(九州大学)がお世話された有機合成のセッション(Kagan Symposium)に参加しました。実質1日半でしたが密度の濃い有意義なシンポジウムでした。Kagan先生の講演を聴くのは初めてであり感慨深いものがありましたし,非常に短時間でしたがKagan先生とお話しをする機会を持つことも出来,収穫の多い奈良滞在となりました(「地震被害はどうでしたか?」と気遣っていただきました)。稲永先生と小川昭弥先生(大阪府立大学)には大変お世話になりました。」

 

○ 高橋くんと清田くんが光化学討論会(10/1-3, 筑波)で発表

 

○ EHが科研費特定領域研究「多元素環状化合物の創製」とりまとめシンポジウム (9/16 東京大学) へ参加

 

○ 齋藤勝裕先生(名古屋工業大学工学部教授)が集中講議のため来学(8/5-6)

「我々教員が授業に使える”分かりやすい”化学の本は必ずしも多くありません。齋藤先生は学部向けの”分かりやすい”化学の本を多数執筆していることで大変著名です。今回,待望の齋藤先生による集中講義が行われました。講義では,”超分子化学”に関連する最先端研究について分かりやすく解説していただきました。講演は”超化学の基礎と応用(超分子化学でないことに注意)”という,化学を超えた多岐に渡る話題(研究から趣味に至るまで)についてお話しいただき,大変ユニークで興味深い講演会となりました。齋藤先生お疲れさまでした。」

 

○ 岩谷くんとEHがInternational Symposium on Integrated Synthesis 2004 (ISIS2004, 7/4,5, 淡路島)でポスター発表

「”洗練”有機合成化学と題した国際シンポジウムが開催されました。場所は10日前と同じく淡路島の同じ会場でした。普段あまり接点のないメンバーおよび化学と遭遇し興味深い二日間でした。お世話いただいた主催者の水野一彦先生(大阪府立大学)および柳日馨先生(大阪府立大学)に深く感謝いたします。 」

 

○ Stephen F. Nelsen 教授(University of Wisconsin, USA)が来学(7/1, 2)

「ラジカルイオン国際シンポジウム(ISRIR 2004,下記参照)の特別講演者として来日されたNelsen先生をお招きしての講演会”Electron Transfer within Organic Intervalence Compounds”は,やや難しい内容でしたが予想以上に活発な議論も展開され,大成功でした。その晩の懇親会も大いに盛り上がりました。また,Nelsen先生はEH研セミナーにも参加され貴重なコメントをくださいました(高橋くんと岩谷くんが英語で発表!Nelsen先生も辛抱強く聞いてくださいました)。Nelsen先生お疲れさまでした(Nelsen先生が撮影した”日本海と夕陽”)」。また群馬高専の赤羽良一先生には,EH研セミナー,講演会の議論および懇親会の会話をリードして頂き,御礼申し上げます。今回の機会を作ってくださった三重大学の富岡秀雄先生に深く感謝いたします。」 

 

○ EHがCREST International Symposium on Radical Ion Reactivity(ISRIR 2004, 6/20-24, 淡路島)でInvited Speakerとして発表

「ラジカルイオンに関する国内外の第一線研究者が会してのシンポジウムが台風来襲の淡路島で開催されました。旧知のUng Chan Yoon 教授(釜山大学,韓国),20年ぶり(大学院生時代以来!)の対面となるHeinz D. Roth教授(Rutgers University, USA),初対面のStephen F. Nelsen 教授(University of Wisconsin, USA),Joseph P. Dinnocenzo 教授(University of Rochester, USA)およびMichael Schmittel 教授(University Siegen, Germany)と有益な議論が出来ました。特に,Schmittel 教授とは懇親会場の片隅で発表シートを眺めながら議論をしました(冷たいビールと熱い議論!)。今回は予想以上に収穫の多い機会となり,主催者の福住俊一先生(大阪大学),水野一彦先生(大阪府立大学)および吉田潤一先生(京都大学)に深く感謝いたします。 」

 

○ 平成16年度新メンバー歓迎会を開催 (4/30)

「今年度の新メンバーは,明るく元気な谷川さんと,元気を出してゆこう土田くんと山口くん,の三人です。」

 

○ Dennis P. Curran 教授(University of Pittsburgh, USA)が来学(4/27,28)

「今回二度目となる新潟訪問では新潟薬科大学武内征司先生とEHがホストを務めました。Curran先生の講演会”Making Natural Products by Fluorous Mixture Synthesis”は,近年では最も多数の聴衆が集まり,活発な議論も展開され,大成功でした。その晩の懇親会も大いに盛り上がりました。新潟薬科大学,日本歯科大新潟,および新潟大学の諸先生をはじめ,関係諸氏に感謝いたします。また,Curran先生と武内先生はEH研セミナーにも参加され貴重なコメントをくださいました(田村さんが英語で発表!Curran先生も誉める出来でした!)。Curran先生お疲れさまでした。」 

 

○ 平成16年度EHグループガイダンスを開催(4/8)

 

===================================

目次に戻る